結音(むすびね)という名前
結音と書いて、むすびねと読みます。
「むすび」という言葉は、「むす」と「ひ」が合わさってできたといわれます。「むす」は、苔がむすように、新しいものが生まれて育っていくことを表します。「ひ」は、目に見えない大きな力を表しているそうです。
ハープの弦も、一本一本、ネックと共鳴板を結んで楽器に張られています。
結ばれた弦は、弾き手によって震えて、はじめて音になります。
響き合うことで、あなたとあなたの音が結ばれますように。
あなたの心と誰かの心が結ばれますように。
そして、いつか良い響きが世界中に広がりますように。
結音(むすびね)という名前には、そんな願いをこめています。
だから結音(むすびね)は、射法八節を大切にしています。
射法八節は、弓を引く動作を八つに分けた、弓道の基本の型です。
矢を放つという、たった一つの行為で終わらせません。足の踏み方から、放ったあとの心の残し方まで、八つの段階で体と心を整えていきます。その一つひとつが、真善美へ向かう道筋になっています。
ハープの演奏も、実はよく似た流れでできています。
音だけでなく、心の構えまで整えていく。それが、結音のレッスンです。
こうでなければ、から抜け出す。
良い音を出すために、基礎はとても大切です。
けれど結音(むすびね)では、誰かと同じ音を出すことを目指しません。
体や手の大きさも、呼吸の深さも、心の動き方も、人によって違うからです。
歩んできた物語や感情が、音になる。それが言葉であり、音楽であり、歌なのだと思います。
射法八節という「型」で体と心を整えたうえで、その先に生まれる音は、一人ひとり違っていいと考えています。
一人ひとりの音を、自然風景に見立てて、その人の音がいちばん輝く表現を一緒に探します。
自分の音に、ときめいてほしい。
上手に弾けることだけが、ゴールではありません。
自分のたった一つの音にときめき、自分の中にある宝物に気づいてほしいと思っています。そして、その喜びを、周りの人に笑顔で伝えていってもらえたら嬉しいです。
その先に、音楽のちからで、誰もが人生に恋する世界があると信じています。
大切にしていること
いつもその人の最高の姿をイメージする
技術だけでなく、心の真善美を目指す
良い響きを、広げていく
あなたの音と、
結ばれる日を待っています。
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